余白の家

瀬戸内から穏やかな風が流れる、悠然とした自然を感じられる環境です。
隣家との空間に配慮しつつ、季節の移ろいを大切にする贅沢な心でいられる距離感や空間を設えました。
庭は、風景を違った角度で体感できる家族の居場所になっています。

軒を延ばすことにより外観の重心が下がり、落ち着いた存在感を持たせています。

視線を下げることで周辺へと少しずつ移行するグラデーションができ、そこに開けた庭を設えています。

最短の家事導線、将来の個室の考え方、仕事への向き合い方などを考慮し、大屋根の下で空間や壁の位置
を慎重に配しています。
季節の移ろいや料理に合わせて器を選んだり、庭での食事も愉しんでいただけます。