干渉しないのに、孤立しない。 それぞれの暮らしを大切にしながら、 同じ家で安心を共有する。
そんな距離感をかたちにした二世帯住宅です。
それぞれの住まいを直接行き来しない計画としながら、中庭越しに光や室内の明るさが伝わる配置に。視線がぶつからないよう配慮しつつ、生活の気配だけがやわらかく感じられるよう整えています。
二世帯それぞれに玄関を設け、生活動線が交わらない配置に。出入りのタイミングを気にせず過ごせるため、お互いのリズムを崩さずに暮らせるよう計画しています。
上部の窓から入った光が、階段を伝ってLDK全体に広がるよう計画。段差や手すり越しに視線が抜けることで、実際の広さ以上の開放感が感じられます。黒と木を基調に整え、時間帯によって表情が変わる落ち着いた空間に仕上げています。
アカシアの床材に合わせ、黒のキッチンで空間を引き締めたLDK。全体を黒やグレーで統一することで色数を抑え、素材の表情が際立つよう整えています。主張を抑えながらも、空間にメリハリを生む存在となっています。
靴だけでなく趣味の道具まで収められるよう計画した玄関収納。内部は可動棚とすることで、持ち物に合わせて自由に調整できます。ロの字型とすることで囲まれた形になり、収納と飾る楽しさを両立した空間としています。
居室と洗面の両方から出入りできる配置とし、起床後すぐの着替えや洗濯後の収納までをスムーズに行える動線に。干した衣類をそのまま管理できるため、日々の家事負担を軽減する設計としています。
白を基調にまとめることで、清潔感のある仕上がりに。カウンターはアイカ工業の造作とし、継ぎ目の少ないフラットな形状で手入れのしやすさにも配慮しています。
壁や床を同系色で統一し、圧迫感を抑えた明るい印象に。汚れが目立ちやすい色とすることで日々の掃除にも意識が向き、清潔な状態を保ちやすいよう整えています。