N様邸の基礎工事が着工しました!擁壁を守る“ひと工夫”とは?

こんにちは!今回は、N様邸の基礎工事がいよいよスタートした現場の様子をレポートします。
今回の施工では、隣地との境界にあるブロック擁壁を傷つけずに作業するという、ちょっと繊細な条件がありました。そんな中で、私たちが取り入れたのが「断熱材を使った養生」です。
擁壁にやさしい施工、その理由とは?
ブロック擁壁が隣地との境界にある場合、通常の型枠や基礎工事で壁面を傷つけてしまうリスクがあります。特に古いブロックは繊細で、ちょっとした接触がクラックの原因になることも。
そのため今回は、**スタイロフォーム(断熱材)**を使用して、しっかりと養生しました。
📷 画像をご覧いただくと分かるように、青いパネルが壁面にぴったりと沿って設置されています。これは、施工中の物理的なダメージを和らげるためのもの。素材自体に厚みとクッション性があるので、擁壁への衝撃をしっかり吸収してくれます。
断熱材を養生に使うメリット
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✅ 擁壁を物理的なダメージから保護
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✅ 作業後の型枠取り外しがスムーズ
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✅ クッション性で仕上がりもきれい
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✅ 汎用性が高く、他の現場でも応用可能!
もちろん、厚みと弾力があれば断熱材以外の素材でも代用可能ですが、今回はスタイロフォームがベストな選択でした。
近隣配慮も忘れずに
擁壁は隣地との共有にあたるケースも多いため、事前に隣地の方から了承を得て施工に入りました。この一手間が、トラブルを防ぎ、スムーズな施工につながります。
まとめ:細部まで配慮した基礎工事
「基礎工事」と聞くと、ただコンクリートを流すだけ…と思われがちですが、実はこうした小さな配慮こそが、住まい全体の安心感を支えています。
今回のN様邸でも、擁壁に負担をかけないように工夫を凝らし、丁寧な施工を心がけています。これからの進捗も、ぜひお楽しみに!